俺様ヤンキーに愛されて。
「っ……」
白金の小さい声が聞こえたと思ったらあたしの手は白金の手から解放された。
「し…白金…」
やめて…くれた。
あたしは少しずつ目を開けて白金の顔を確認する。
「え????」
そこにあったのは
鬼のように怒った白金の顔。
めっちゃ怒ってるー!!!!
嫌ぁぁぁ。
「し…白金?」
あたしは上目遣いで白金を見る。
顔がひきつる……。
「分かったよ」
白金の黒く低い声があたしの耳に響く。
「え?」