俺様ヤンキーに愛されて。
……本当に俺はコイツに弱い。
唯一の弱点と言ってもいいかもしれない。
「……っ
あ゙ー!!!わーったよ!!!」
俺はみあに負けてそう言ってしまった。
負けるなんて……お前が初めてだ。
俺はみあを抱きしめるのをやめて体を離し下を向く。
……下を向いたままでもみあの視線を感じる。
うわ……。
マジで見られたくねぇ。
でも言っちまったモノは仕方ねぇ。
俺は少しずつ顔を上げていく……。