俺様ヤンキーに愛されて。
FR0M白金涼4
「好き」
みあの言葉が頭の中で何度も繰り返される。
スキ。
スキ。
すっ……好き!!!!?
俺の事が!!!?
てか今キスしなかったか!?
俺は完全パニックになっている。
「しっ…白金?」
みあが首をかしげながら俺を不思議そうに見ている。
ヤベェ。
パニックになってる事
ぜってぇバレたくねぇ。
余裕なフリしねぇと。
「遅ぇんだよ」
「……っ////」
ーグイッ
俺はドアと俺の間にみあを挟む。
「もう
逃がさねぇから」
「……え???」
みあは不思議そうな顔をしている。
「待つなんて事は
もうしねぇって事」
「……う…ん?」
意味分かってねぇなコイツ。
そこが可愛いんだけどな。
「どういう意味か教えてやるよ」
ーチュッ