俺様ヤンキーに愛されて。
「……………」
俺がベッドの横のイスに座ってからしばらく時間がたって…
みあは寝てしまった。
寝顔がかなり可愛い。
「………っ!!!」
俺はアホだ。
みあが熱を出して苦しんでるって言うのに
…キスしたいって
思うなんて。
俺は頭をガシガシッと無造作にかく。
「一旦この個室から出た方がいいな」
俺…何するかわかんねぇし。
俺はドアに手を伸ばした
その時……
ーグイッ
「え?」
俺の制服のすそがひっぱられて俺の動きが止まる。
「……かないで」
みあの小さな
小さな…声。
「え?」
小さすぎて聞こえなかった。
「い…かないで
涼……」
「っ………!!」