俺様ヤンキーに愛されて。
「みあ?」
「しっ…白金………」
白金はかなり驚いた顔をしている。
「誰……?」
七谷さんも周りの人達もみんなあたしに視線を向けている。
「大丈夫か?」
そう言って白金はあたしに手を差し出してくる。
「あっ…
ありがと」
あたしは白金の手に自分の手を差し出して立ち上がる。
やっぱりお尻痛ぁ。
あたしは顔をゆがめる。
「どうした?
ケツ痛ぇのか?」
ードッカァァァァァァ
その瞬間あたしの顔はかなり熱くなる。
そそそそんな事
こんな大勢の人の前で堂々と言わないでよーー!!!!!
「お尻…大丈夫?」
優しい言葉を言いながら
やっぱり七谷さんもちょっと笑ってるしーー!!!!!
「いっ痛くない!!!!!
あたしお尻は全然大丈夫!!!!!」
あたしは周りの人達全員に聞こえるような大きな声で叫ぶ。