俺様ヤンキーに愛されて。
【ヒマだし
白金って人のウワサ教えてあげよっか?
華】
……華からの手紙だ。
あたしは華の方を振り向く。
華はニヤニヤしながら口パクで
知りたい?
って話してる。
あたしが知りたいんじゃなくて華が教えたいんじゃん。
まぁ…
少しは知りたい気持ちもあるけど…
あたしはさっき華から飛んできた紙に
【知りたい】
と書いて華の方に投げる。
紙はまっすぐに華の方へ飛んでいった
ー………!!!!??
ーパシッ
飛んでいた紙は誰かの手にキャッチされてしまった。
「さーさーのー?」
どす黒い声がしたから
紙をキャッチした手から顔へと目線を上げていく。
「あはは(笑)先生ー」
華は机で頭を抱えている。
「授業を真面目に受ける気が無いなら廊下に出てろー!!!」
「あります!!ありますぅぅ!!!」
ーガラガラガラガラッッ
ーピシャンッ
あたしは
教室からつまみ出された。