俺様ヤンキーに愛されて。
「佐々野さんは白金くんがスキなんだよね?」
……えっ?
なっ…何?
あたしは一歩後退りをする。
「なっ…七谷さん………?」
七谷さんはニコニコしながらあたしに近づいてくる。
「っ…………!!??」
七谷さんとあたしの距離はもうわずか。
どちらかが少し前に動けば鼻があたる距離。
「答えてよ☆」
七谷さん…声はかなり甘いのに
顔が笑ってませんからぁーーーーーーーー!!!!!!!
怖い。
かなり怖い。
七谷さんの顔周りの人誰も見えないの?
ーガシッ
肩をものすごい勢いでつかまれる。
「っ……痛っ…!!!」