俺様ヤンキーに愛されて。








振り返るとそこには鬼のような顔であたし達を睨んでいる七谷さんがいた。













「……っ!!!!」












別人みたい。




さっきまであんなに可愛かったのに。




今は怖いなんてモノじゃない。







七谷さんの周りだけ黒いオーラが漂っている気がする。













「おいおまう…」












白金…。



動揺しすぎてたぶんお前って言いたいだろうケドおまうになってるよ。




震えてはいないみたいだけど。



…怖くはないのかな?







あたしが白金の方を見ながらそんな事を思っていると七谷さんの方から男のような暗く低い声が聞こえた。















「ぶさけるな」














ーー……………え????














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