俺様ヤンキーに愛されて。








パコッという音が聞こえたのと同時に白金の頭の上に白い何かが乗った。












「あ?」












白金が怒った声を出す。




顔が怒ってるよ!!!!





あたしは目をこらしてその頭の上にある白いモノを見る。





よく見ると……あれは丸めた教科書?






誰かが白金の頭を教科書で叩いたんだ!!!!!



そんな事して大丈夫なの!!?







あたしがそう思った時にはもう遅かった。



白金が叩いた相手の手を掴んでいた。














「フザけんなよ?


どうなるか分かってんだろーな?」












あたしは体制を少し動かして白金を叩いた相手を見る。








手を掴まれていたのは…





え!?








銀色の髪の男の人………?











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