『俺はお前のもんだ』
「じゃあヒントちょうだい」

「渡部が見える場所にいたから」

意味わからないこと言わないでよ…
も、もしかして頭の後ろに目が…

「変なこと考えんなよ」

「…はい」

「俺は頭がいい」


それ自分でいっちゃうわけ…
頭いいのと私が見える場所って
なんか関係が…

あっ、

「もしかして水谷君て主席入学なの??」

「うん、まぁ」

「へぇ、頭いいんだね」

まぁ、頭良さそうだけど。私なんかいつも中の中だ。

「あ、じゃあ壇上に上がってあいさつしたの?」

「うん、そしたら渡部が爆睡してるから笑いそうになった」


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