『俺はお前のもんだ』
席…


どうせみなちゃんと離れちゃうし…
みなちゃんは相澤で、私は渡部。
一番前と一番後ろ。


「あぁ~、やっぱ一番前か。ほのりも一番後ろね。」

「みなちゃんの近くがよかったのに…」

絶対にみなちゃんとは近くになれない。
授業も楽しくない…


「可愛く言っても駄目よ。決まりなんだから。それに、私はほのりの席良いと思うよ?」

こうやっていつも、みなちゃんは私を慰めてくれる。いつも助けられるんだ。


「どこがぁ…?一番後ろ、もう飽きたよ…」

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