『俺はお前のもんだ』

「えーでは、発表します……お化け屋敷15人、喫茶店20人、屋台1人」

「なに!?屋台俺だけかよ!!」

てめーか、屋台って言ったの…

この空気読めないやつ、一応俺の親友。
名前は、加藤直哉。
中学から同じ学校に通っている。

「おい、愁!!何で屋台に入れねーんだよ!!」

「イヤだから」

「…さらっと、酷いこと言いますね」

「まぁまぁ。多数決の結果、俺達のクラスは喫茶店で決まり」

「「おぉー!!」

「詳しい内容は、次の時間に決めるから、休み時間に考えておいて。以上」

キーンコーンカーンコーン

やっと終わった…


「ほのり!!何にいれた?」

あいつは、確か渡部の友達か…
良いこと聞いてくれた…

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