『俺はお前のもんだ』
「いらっしゃい!ってなんだよ。愁と直哉じゃねぇか」
今日は平日だからあまり客はいない。
「恭さんこんちわっす!あ、今日は女の子もいるんスよ」
「あ!ほのりちゃんとみなみちゃんじゃん!」
「こんにちはー!」
「・・・こんにちは」
「なんだよ、お前ら知り合いだったのか~」
「そうなんですよ。しかも愁とほのりちゃんは席が隣同士で」
「へ~そうなんだ、ほのりちゃん愁のことよろしくね」
「は、はい!」
なんで渡部顔赤くなってんだ。
そんな顔兄貴に見せんなよ
「とりあえず飲み物頼もうぜ」
「あたし、メロンソーダ!!」
「俺、コーラ!!」
「俺ジンジャ」
「私はオレンジジュースで・・・」
「「「「乾~杯」」」」