『俺はお前のもんだ』
「じゃ、じゃあどうすんだよ?」

男子が弱々しく言い返す。

「そうね…あっ!じゃあ執事喫茶とかは!?」

「「いいね!!」」


「「はぁ!?」」

「何で俺らが執事やらなきゃいけないんだよ!!」

「「そうだ!そうだ!」」

10分経過。

はぁ…
ずっーとこれの繰り返し。アイデアを提案しては反対し、またアイデアを出せば反対。

そんな時だった

「いい加減にしろよ、お前ら……」

「あっ、ヤベッ…」

ついに実行委員の黒野くんが怒った。
黒野くんは怒るとすごーく怖いらしい。

だから、みんなの顔が変わった。
どんどん青ざめていく。

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