恥ずかしがり屋な君と無自覚な私
side彩翔
今日はあいつとの約束があって待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせ時間は10時のはずなのに、すでに待っている三日月。
いつから待ってたんだろうとか思いながら三日月に近付いた。
けど、三日月に2人の男が話しかけてるのに気付いた。
三日月は多分俺の方を指さしてるんだと思うんだけど…。
てか、イライラする…。
「おい」
そう声をかけると三日月はパッと振り返った。
めちゃくちゃ驚いてんじゃん…。