ギフト~キミが消えた日~
「見てよー!こんなにも空が透き通ってるー!」
あたりは青一色だった。
「こんな日に勉強なんてもったいないっ!ねっ」
彼女は無邪気に笑う。
俺はそんな彼女を見て一つだけ
疑問に思っていたことがある。
「・・・なぁ。」
「んー?なーにー?」
「お前さ・・・学校来いよ。」
なぜ彼女は学校に来ないのか。
「なにー?いきなり?」
「いや・・・その・・・なんつーか・・・。
不良ぶんのはやめろよ。」
七瀬は顔をしかめていた。
・・・あぁ。俺変なこと言ったなぁー。
「不良ー?あははっ!!違うよっ!
そんなんじゃないって!」
「・・・お前さぁ・・・」
「んー?今度はなにー?」
「そんな髪で学校来ちゃだめだろ?」
すると彼女は・・・