永遠のパートナー
1番後ろの俺は、すぐ見えた。

「まゆ・・・」

繭が倒れていた。

慌てて立つと、他の男もわらわら来た。

流石、青柳の姫。

一番綺麗で性格も良い、付いたあだ名がコレだ。

ぎゃあぎゃあ言って自分が持って行くと抗議している。

アホくさ。

高井の近くまで行き、繭を見た。

真っ青で、2人共。

可哀想だな。

繭の体を持つと、あんなに力あったのに・・・

羽根の様に軽い。

「俺が持ってく」

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