永遠のパートナー
壱章

ご対面

初めまして、葉月です。私立青柳学園の2年生です。

この学園では、男女共に、日本の由緒正しい習い事を部活動とし、日本に名を轟かせている。

私は特に部活動には所属していない。

スカウトはされているが、ね。先程も――・・・

『あ、居た居た葉月ー』

『はい。何か、御用ですか?』

『悪いんだが、今日も剣道の手合わせの相手になってくれ』

『先生はどちらに?』

この方は剣道部の顧問。最近良く手合わせを願われる。

『職員会議があってな』

『分かりました』

『おぉ、助かった。じゃあ頼んだぞ』

『はい』――― 



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