永遠のパートナー
「繭また剣道部に行くの?」

「え?えぇ、頼まれたので」

「その敬語やめなよ」

「ハハハ」

彼女は高井美音、中学からの親友。

「でも残念、今日は部活があるから」

「頑張ってね」

「うん」

彼女は茶道部の部長を務めている。

「帰りは?」

「部室まで行くよ」

「分かった。待ってる」

「じゃ」

「バイバーイ」

今から剣道部に、行きます。

ガララッ

「キャア」

「そんな驚かなくても・・・」

「び、吃驚して」

ココは更衣室。

「華道部、今日は着物練習なのね」

「えぇ。大会が近いので」

「頑張って」

そう言って私は更衣室を出た。勿論剣道部の服に着替えて。 




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