永遠のパートナー
『お客さんの熱気が収まる前にいっちゃいましょう!!』

どこにだよ。

意外と突っ込みの才能があったらしい私は。

『続いてエントリーナンバー9!』

エントリーなんてしてないけどね。

じゃなくって

『学園の姫!!葉月繭!!今回発エントリーだ!!』

姫じゃないし、エントリーもしてない!!

心の中でそう思いながらも壇上へ上がる。

「どうも」

「「L・O・V・E繭ちゃ~~ん」」

あれがファンクラブか・・・

あ、十夜くん

『以上!!24名!!』

い、何時のまに

『では、続いて質問タ~イム』

そっか質問するんだ・・・

『では、葉月さん』

『は、ハイ』

『ズバリ、好きな人いる?』

『・・・』

好きな人・・・

< 44 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop