Love story of the truth
「ユキ・・・キス・・・して・・・。」
と言って背中に手を回して身体を強く抱き締めた。
「・・・お前さ・・・俺を煽ってるって自覚ある?責任とれよ!」
そう言った俺を真っ赤に染めた顔で、見つめたまま小さく頷いた柚希に激しくキスをする。
「やべっ・・・すっげぇ・・・気持ちいい・・・。こんな気持ちいい・・・のは・・・初めて・・・だ・・・。」
一つになった時よりも強い快感が俺を狂わせていく。
「もっと・・・もっ・・・と・・・ユキ・・・を・・・感じ・・・たい・・・。」
そんな事を言われたら、もっともっと強い快感を味わいたくなる。
自分が自分じゃないくらい、狂ってしまいそうな快感の中で・・・乱れる柚希をもっと見て居たくて・・・何度も何度も堪える。
「・・・感じさせてやるよ・・・柚希が・・・壊れるまで・・・感じさせて・・・やる。」
そう言ったはいいが・・・壊れそうなのは、俺の方だった。
感じている顔を見られたくなくて激しくキスをして隠したり、柚希の首筋に顔を埋めて隠していた。
だけど・・・最後は・・・そんな余裕なんてなかった。
「ユズ・・・俺は・・・お前じゃないと・・・もう・・・ダメだ・・・。」
と言っていた。
これは、俺の心からの本音。
この先も・・・何があっても・・・絶対に離さねぇ。
「ユキ・・・最後にユズって呼んでくれたでしょ?これからは、柚希じゃなくてユズって呼んで・・・。ユズって呼んだのは、ユキが始めてだよ。」
「ユズって呼んだのは・・・無意識だけど、お前がそう呼んで欲しいならユズって呼んでやるよ・・・ユズ・・・大好きだ・・・。」
「エへっ・・・私も・・・ユキが大好き。」