Love story of the truth
ご飯を食べ終えて、
車の中で話していた続きに話は及んで・・・
ルナちゃんから聞いた元カレの名前を聞いて、私は自分の耳を疑った。
私の元カレでもあったから・・・。
名前は島田 彰人。私と同じ年。
「まさかとは思うが、ユズも元カレだって言うんじゃねぇだろうな?」
名前を聞いた時に驚いている私に、ユキはそう言った。
相変わらず、顔に出ているらしく・・・仕方なく頷いた。
「全く・・・お前らさ、ろくでもねぇ男と付き合ってたんだな・・・。」
大きく溜息をついて言ったユキに、
「ごめんなさい・・・。」
と謝ると、
「もう過去の事だから、謝らなくてもいいけどさ・・・。とりあえず、谷本は危険だから・・・俺が送り迎えしてやる。ユズは元カレだけど、今は繋がりねぇなら大丈夫だろうから。でも、何かあったらすぐに言えよ!」
と私とルナちゃんの頭を撫でた。
この時はまだ・・・危険な目に合う事なんてしるはずもなかった。
その晩から、異様な胸騒ぎが続いていた。