Love story of the truth
その日から、特に何も起こることなく1カ月が過ぎた。
密かにユキが、ルナちゃんが言っていた怪しいクラブの事を調べてくれていた。
そのクラブは表向きは普通のクラブだけど、裏では覚せい剤や麻薬に取り引きがされていて、使用者達や売買者達の溜り場になっているらしい。
「谷本がさ・・・トオルさんのバーに行きたいって煩いから連れて来た。」
そう言ったユキに、
「ありがとう。」
とニコニコしているルナちゃんに微笑むと、
「今日は、取引先との接待あるから送ってやれねぇけど、タクシー捕まえて帰れるな?」
そう言うと、頷いたルナちゃんを確認した後・・・私に視線を向けた。
「ごめんな・・・ユズ。」
「謝らなくてもいいのに・・・。終わったら来てくれる?」
と聞くと、
「そんなに遅くならねぇと思うから、終わったら来るよ。」
優しく微笑んで店を出て行った。
ユキが出て行った後、トオルさんが私の背中を軽く叩いた。
「寂しそうな顔してるぞ。」と言って。
「それにしてもさ・・・幸永は柚希と付き合うようになって変わったよ。」
とルナちゃんのカクテルを作りながら呟いた。
「私も、ゆっきーは変わった気がしてた。よく笑うようになった。」
頬杖をついて、私を見つめてそう言ったルナちゃんに、
「そうなの?」
と聞くと、大きく頷いた。
出来あがったカクテルをルナちゃんに出したトオルさんが、
「そうだな、さっきみたいな優しい笑顔なんて・・・再会してから俺は見た事ないな。」
と言って私の頭を撫でて、
「柚希が、アイツを変えたんだ。ありがとな。」
そう言ってくれた。
私が、ユキを変えたなら・・・私もユキに変わらされた気がする。
寂しがり屋になった・・・。
一人の部屋が嫌いになった。
ユキの温もりがないと熟睡できなくなった。
だけど・・・これが心から好きだって事なのかな?と思う事がある。
私は・・・今、幸せ。
密かにユキが、ルナちゃんが言っていた怪しいクラブの事を調べてくれていた。
そのクラブは表向きは普通のクラブだけど、裏では覚せい剤や麻薬に取り引きがされていて、使用者達や売買者達の溜り場になっているらしい。
「谷本がさ・・・トオルさんのバーに行きたいって煩いから連れて来た。」
そう言ったユキに、
「ありがとう。」
とニコニコしているルナちゃんに微笑むと、
「今日は、取引先との接待あるから送ってやれねぇけど、タクシー捕まえて帰れるな?」
そう言うと、頷いたルナちゃんを確認した後・・・私に視線を向けた。
「ごめんな・・・ユズ。」
「謝らなくてもいいのに・・・。終わったら来てくれる?」
と聞くと、
「そんなに遅くならねぇと思うから、終わったら来るよ。」
優しく微笑んで店を出て行った。
ユキが出て行った後、トオルさんが私の背中を軽く叩いた。
「寂しそうな顔してるぞ。」と言って。
「それにしてもさ・・・幸永は柚希と付き合うようになって変わったよ。」
とルナちゃんのカクテルを作りながら呟いた。
「私も、ゆっきーは変わった気がしてた。よく笑うようになった。」
頬杖をついて、私を見つめてそう言ったルナちゃんに、
「そうなの?」
と聞くと、大きく頷いた。
出来あがったカクテルをルナちゃんに出したトオルさんが、
「そうだな、さっきみたいな優しい笑顔なんて・・・再会してから俺は見た事ないな。」
と言って私の頭を撫でて、
「柚希が、アイツを変えたんだ。ありがとな。」
そう言ってくれた。
私が、ユキを変えたなら・・・私もユキに変わらされた気がする。
寂しがり屋になった・・・。
一人の部屋が嫌いになった。
ユキの温もりがないと熟睡できなくなった。
だけど・・・これが心から好きだって事なのかな?と思う事がある。
私は・・・今、幸せ。