Love story of the truth

「・・・もうヤッちゃうの?」


彰人は、私が聞きなれた声の女の事を・・・“愛華”と呼んだ。



「まずは・・・薬を入れてからじゃないと面白くないわよ?薬で狂って、自分じゃない男とヤッてる自分の女を見たら・・・ユウだって捨てるでしょ。」


「貴女も・・・狂ってる!こんな事をしても、貴女の大好きなユウは手に入れられない!」


「うるさいわ!」


私は平手打ちを何度も食らわせられて、歯を食いしばる度に口内が鉄の味で支配されていく。
嗚咽を漏らして、少しだけ血を吐いた私に・・・彰人が跨って、私を見下した。


「確かに・・・愛華の言う通りだな・・・。」

と・・・言って。


「普通に・・・ヤッたんじゃ面白くねぇよな!」


そう言った彰人に愛華は、コップに入った白濁の液体を渡した。


「それ・・・何?覚せい剤?それとも・・・大麻?」


「これは、よく効く媚薬ってやつだ!俺と愛華は、覚せい剤や大麻はやってねぇ。
密売に関与してるだけだ。お前が、これを飲んで俺とヤレば・・・俺としか出来ない身体になる。」


「そんなの・・・いらない・・・。」


首を横に振って抵抗する私の頭を愛華に押さえられた瞬間、彰人が私の口内に無理矢理・・・液体を流し込んだ。

吐き捨てたい・・・でも・・・彰人に口を塞がれていて・・・吐き捨てる事は出来なくて・・・唾液と共に・・・呑込んでしまっていた。







意識が朦朧として、身体がだんだん熱くなって・・・自分が自分じゃないような感覚の中・・・


彰人のキスがだんだん気持ちよくなっていった。


首筋を舐められて、自然と甘い声が漏れてしまう。

シャツの上から胸を揉まれただけで甘い声が漏れてしまう。



私・・・おかしい・・・。






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