Love story of the truth
繁華街のど真ん中でも車の中でも、“もう大丈夫だ!"と言っても…俺の名前を呼び続けてキスを迫るユズを部屋に戻って、
ベットに寝かせて、
ユズの手を握って、
ベットに腰をかけて抱きしめてる。
『…ユキ…?ねぇ…ユキ…キス…』
と迫るユズを、
さらに強く抱きしめるて…キスをすると、
身体をビクッと震わせて…苦しそうな顔をして、
『ユキ…私から離れて…今…身体が熱くて…熱くて…おかしい…の…全身が…』
『ユズ…まさか…媚薬を飲ませされたのか?』
『そう…だから…離れた…方が…いい…身体が…疼いて…これ以上…ユキに触れたら…ユキを…めちゃくちゃに…しちゃう…』
『苦しいんだろ?楽になる方法は…一つしかねぇ!俺は…ユズになら…めちゃくちゃにされてもいい。楽にしてやる!』
『ダメ…ダメ…だよ…』
そう言って…俺から離れようとするユズの唇にキスを落としただけで、
甘い声を漏らして…
俺の首に腕を回して…
自分から舌を絡めてくる。
いつもなら…有り得ねぇのに…。
ユズの口の中が鉄の味がして、
激しく舌を絡める。
口の中を切ったんだな…
俺のせいでユズを苦しめて…
傷つけて…
ユズに今、俺がしてやれる事は…
めちゃくちゃにされようとユズの疼く身体を受け止めてやる事。
もうどれだけ…こうして抱き合っているんだろうか…
『まだ…足り…ない…もっと…もっと…』
と…
幾度となく…昇りつめても…
俺を求めて…妖艶に乱れるユズを抱き留める。
……もう限界だっ///
そう感じた時、俺の上に跨がっていたユズが…
俺の胸の上に顔を埋めて…
意識を失った。
ユズを片腕で抱きしめながら起き上がって、
そっとベットに寝かせて…
ユズの髪をそっと撫でた。