Love story of the truth

『身体…いってぇ…』


寝返りを打って、あまりの激痛に呟くと…
隣に寝ているユズと目が合ってドクンと心臓が音を立てた。



『//おはよ…私も…身体が痛くて…怠い…』


顔を真っ赤にして、そう言ったユズの唇にキスを落として…



『おはよ♪』



と言って、起き上がろうとしたけれど身体が思うように動かない。




『大丈夫?』



そう言って、起き上がろうとしたユズも同じみたいで…二人で笑い合った…。




『今日は…ダメみてぇだな…俺ら…』



『うん…今日が休みで良かった…』



『確かに…こんな身体じゃ…仕事になんねぇ…』



『そうだね…それよりさ…何で私達、こんなに身体が痛いの?』



コイツ…覚えてねぇ…。
どこから記憶がねぇんだよ?
ある意味、俺にとっては嬉しかったけど…


俺は、その疑問をユズに聞くと…



『媚薬を飲まされた直後くらいから…かな…』



返ってきた答えに、大きく溜息をついた。



『それじゃ…俺と…ここで、こんなに身体が痛くなるまで抱き合った事も覚えてねぇの?』



『うん…///』



『…お前のメールを確認してすぐに刑事のダチに連絡して、俺の女がやべぇから協力してくれって頼み込んで…合流して、あのクラブに行ったんだよ。近いうちに摘発されるって噂を聞いてたから。それで、お前を連れて帰って来てベットに寝かせてたら…媚薬のせいで、お前が壊れたってわけだ…。』



『私…そんなに壊れてたの?』



『あぁ…車の中でも繁華街のど真ん中でも、部屋まで連れて来る間も…キスを迫ってくるし、大変だったんだぞ!』



『…///ごめん…』



『謝らなくていい。あんなに乱れてるユズを見れて、ラッキーだったしな♪』



そう言って笑うと、顔を真っ赤にして、



『ユキのエッチ…///』



と言って、布団を頭から被ったユズから、
布団を剥がして、唇にキスをする。

照れた真っ赤な顔を隠したユズが、
あまりに可愛い過ぎたから…。


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