苺
「あ、先に部活行ってて~!教室にサブバック忘れた~」
「んもう、ばかだなぁ。じゃあ有香のこと待ってるね」
昨日。
有香を水飲み場で待っていた時のこと。
「おまえさぁ、ユウリのこと好きなんだろ?告っちまえよっ」
廊下から聞こえてきた男子の話し声。
え、ユウリ?
あ、確かに可愛いもんなぁ。
「誰がユウリのこと好きなんだろぉ?協力してあげよっかなぁ」
そんな軽い気持で廊下を覘いた。
その瞬間、私を後悔が襲った。
「……弘樹?」
ユウリが好きだったんだ……。
「んもう、ばかだなぁ。じゃあ有香のこと待ってるね」
昨日。
有香を水飲み場で待っていた時のこと。
「おまえさぁ、ユウリのこと好きなんだろ?告っちまえよっ」
廊下から聞こえてきた男子の話し声。
え、ユウリ?
あ、確かに可愛いもんなぁ。
「誰がユウリのこと好きなんだろぉ?協力してあげよっかなぁ」
そんな軽い気持で廊下を覘いた。
その瞬間、私を後悔が襲った。
「……弘樹?」
ユウリが好きだったんだ……。