【短】あなたのもとへ。（１）

こんな人いるんだ。
彼氏がこんな人だったらいいな。

って、何考えてんの！


って！！
もっとゃばい！陸ｻﾝの顔がどんどん近づいてくる。


えっ･･･



あとちょっとで･･

えぇ！


ゴツッ

痛ぁ-い
何、何


なんで頭突き？

何すんのぉ
ってか、ｷｽされるかと思った。
でも、されてもよかったなぁ♪

って、また、何考えてんの！

陸「どぅした？もしかして、ｷｽされると思ったぁ？ｯﾜﾗ」

空「////」

やばい。
顔が熱い･･･
真っ赤だょね？！



陸「やっぱ可愛いなぁ」

空「ぇ･･･！！」

考える前に声が出ちゃったぁ！

さっき可愛いって･･

可愛いって･･･



ッﾁｭ

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


空「･･･ぇ。」


なにこれ
唇が、ﾌﾟﾆッって･･･



き、ｷｽぅ


えぇ


頭混乱中。

陸「あ、ごめん」


なんで謝ってんの？！
意味分かんない。

空「いぇ･･･」

またまた、フリーズ中。

陸「空ぅ
またなぁ。ばぃばぃ。」


手を私の頭をﾎﾟﾝと軽くのせてから、歩きながら手をふられた。

えぇ！