first☆love
in☆中庭
「奈〜子、アーン♪」
「一哉ったらぁっ!はいどうぞ♪」
もう、2人ったら、食べ合いっこしちゃって…
恥ずかしくないのかね…
「恥ずかしくないんかな?」
うんうん…
って!美亜じゃないよ!
「なぁ?美亜?」
あっ!侑ちゃんかぁ〜ビックリした〜
「ねぇ〜?でも、うらやましいなぁ」
「美亜、彼氏出来たことねーもんな」
「う、うるしゃいっ!」
か、噛んじゃったよ
でも、図星…
でもさ?告白はされたことあるけど、初カレに愛がないなんてイヤだもん
「侑ちゃんは、彼女出来たことあるの?」
侑ちゃんに、彼女いたとか聞いたことないし…
でも、侑ちゃんモテるし、あり「ないけど?」
えっ?えぇーっ!
「なんでぇっ?侑ちゃん、好きな人居るの?」
「…居る。だから、そいつ以外考えられない」
―――ドキっ
侑ちゃんの真剣な顔初めて見た…
「そ、そうなんだ!いつから好きなの?」
「中学入ってすぐ…」
「ふ、ふーん。結構、長いね。…どんな子なの?」
「…かわいくて、バカだけど、そこが良くて、天然な所」
侑ちゃんは照れながら言った
「そ、そーなんだぁっ!頑張ってね?」
「…おぅ」