ニセ探偵団
「あーおはよ・・。」

二人はまた睨み合っていた。

「志織・・うちの朝ごはんはいつも
そんなんだから。」
乃吉が言った。

「ええー!」
志織がビックリして叫んだ。

「なによっ・・あたし学校行ってくる。」

そう言って玲奈は家を出て行った。


「なにあの子。」

『なんかあの二人仲悪いな・・。』
龍次は心配になった。


「おい、志織。」

「なんですか?乃吉さん。」

「お前ここに来たからには、仕事
を手伝ってもらうぞ。」

「え・・。」

「当たり前だ。タダで飯食おうなんて
甘いんだよ。」

「・・うん。」

「師匠・・俺も学校行ってきます。」

「おう。」

ガラガラ・・・







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