ニセ探偵団
そのあと、二人は家の掃除や洗濯を済ませた。

「なぁ志織、帰る気はねぇのか?」

「はい!しばらくは。」

「でも、おめーの両親は心配してんじゃ
ねぇか?」

「・・・・そんなこと・・・ないですよ。」

「・・・・。」

「私はできそこないの子ですから・・。」

二人はそんな会話をしていた。



そのとき、玲奈が帰ってきた。

海斗たちもやって来た。

「こんにちはー。おじゃましまーす。」

「どうしたんだ、みんな?」

「あ、師匠!志織って子を見に来たんです!」

「だってさ、志織。」

すると奥から志織がでてきた。




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