ネコ科な先輩【番外編】
「美宇、ネコすき?」


「すきですよ。大好き」


「じゃあ、俺は?」


「…彼女より蛇が好きなところは、嫌い」


「じゃあ、ネコみたいな俺は?」


「っ……」


そこでようやく俺の意図に気付いたのか、顔を真っ赤に染めてそっぽをむいてしまう。


「美宇?教えてよ」


「い、いいませんっ!!!」


むう。


なかなかいわねーな。
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