ネコ科な先輩【番外編】
「美宇、帰ろ~」

制服に着替え終わった先輩があたしのところまでくる

…まえに、ファンの子達が先輩に駆け寄った。

「あのっ、絢原先輩!」

たぶんあたしと同じ学年の子か、2年の先輩。

清楚な感じの可愛い子3人。

ほら、いいなよっと右端の子が真ん中の子を小突く。

「あ、あのっ」

「ん?」

話しかけてきた女の子に対して、とってもにこやかな笑みで問いかける先輩。

女の子は顔を真っ赤にしながらも、先輩に言う。

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