ネコ科な先輩【番外編】
唇を離すと、潤んだ瞳で俺を見上げてにらんでる。

「どうしたの?いきなり」

「ほかのやつに寝顔みせてんなよ」

お前の寝顔見ていいのは俺だけだ


そういうと顔を真っ赤に染めるけど、ちいさくうなずいてくれた。

「やきもち?」

うれしそうに美宇が聞いてきた。

きっとそうなんだろうけど、認めるのもなんか照れくさかったからまたキスしてごまかした。


付き合ったばかりだけど、やきもち妬きまくりだな、俺ら。


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