ヘタレ教師はの女生徒の夢をみるか
ガラッ
僕は保健室の先生と急いで保健室に向かった。
ベッドには伊予さんが苦しそうに寝ていた。
「ほら、伊予さん。水無月先生連れて来たわよ。」
すると伊予さんは潤んだ瞳で僕の服の裾を掴んだ。
「あ…すかちゃん…」
すごい苦しそうだ…
やっぱり早く帰らせた方がいいんじゃ…
「伊予さん。今日はもう帰った方がいいよ。僕を呼んだってことは僕に何か言いたいことがあったんでしょ??それを言ったら帰ること。いいね!?」
「で、でも…」
「でも、じゃない。このままじゃ君倒れちゃうよ。」
すると伊予さんは諦めてくれたようで帰る準備を始めた。