首斬りジュリエット



今は意識のないただの人形



「西田さん…」



その時病室のドアが開いた



「刑事さん……!!」



「関口さきさん」



彼女が立っていた



「あの……その人は助かるのですか?」



返事に迷ったが俺はこう言った



「はい、傷も浅いし今は寝ているだけです」



嘘をついた



だけどすぐにばれた



「嘘ですよね?」



「……はい」



「刑事さん…私、もう見てられません」



!?



まさか…



「あなた達の協力をしたいと思いました」



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