首斬りジュリエット
「なぎさ朝早くてごめんね?」
「いいんだよ、さき」
もうこれで最後なんだから
「あたしもうなぎさと会えないと思うんだ…」
「……そうね」
急に切なくなってきた
なんで?
こんな感情まきとさんといるときだけなのに
「だから…」
そう言って彼女はくまのぬいぐるみをだした
「これ、覚えてる?おそろで買ったやつ」
「もちろんよ」
「これなぎさにあげる」
「え?」
「これあたしと思って大切にして」
さき…
「ありがとう……大切にするわ」
これで
ばいばいなのね