首斬りジュリエット



さきは車の中で泣いていた



「泣かないって…決めたのに……なぎさがあんな笑顔見せるから…っ!」



「ごめん関口さん」



「うぅん、刑事さん悪くない」



俺はミラーに映る彼女から目を背けた



これで…


これでいいんだ



もうすぐだ…







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