首斬りジュリエット



千恵は私から目を背けて笑っていた



「千恵さ………」



先生も千恵が怖くて怒れない



なんて情けない教師なんだ



「アイツ本当に馬鹿だよね…誰かに助けてもらおうとしてさ」



「そうそう仲間なんていないのにね」



……仲間なんていない?



私には真理がいるのよ?



私は1人じゃない



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