首斬りジュリエット



『お前の机ここだよ』



急に日本語になった!!!



『あの……あなたは』



『ん?俺は西田和』



それが西田さんとの出会いだった



初めはただの英語好き馬鹿かと思いきや成績もルックスも運動神経も俺より上だった



西田さんは俺の憧れだったんだ……



『えぇ!?お前ブラック飲めねーの!?』



コーヒーは砂糖がないと飲めない俺とちがい



『今日もパトロールだ!!』



いつももじもじしていた俺とちがい



『俺にかまわずさっさと追いかけろ!!!』



西田さんは誰よりも男だった



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