とある男子校のバカ過ぎる日常
俺のカフェでの今の制服は、灰色より少し濃いめの長袖シャツに、スラックス。
お好みで腰エプロン。
そしてお好みでベスト。
鏡でちゃんと確認して……うし。
「里崎さーん、着替え終わりましたー」
「はーい、あ、じゃあ2番テーブルのお客さんのご注文お聞きしてきて」
「はい、了解っす!!」
俺は早足で2番テーブルに向かった。
…って……え?
早足だった俺の足が、ピタリと止まった。
………おい。
ニヘーッと笑う目の前の奴ら。
おいおい…(汗)
「来てもーた♪」
「ぶふーっ!!」
「す、すまん…無理矢理連れられて来たんや…ハハ…(汗)」
………………おい!!
俺の左の眉の上下運動が止まらねぇんだけど…!!
何来てんだよ、俺のバイト先にぃいいいいい!!