とある男子校のバカ過ぎる日常

「てめぇら何か食ったらさっさと帰れ!!」

とりあえずボソッと小声で言った。

「はい?何言うてますのん?ノミが鳴くような声で言われても、聞き取れまへんで?(笑)」

くっはぁあああああっ!!
ムカつくぅううううっ!!

何だよこの目の前の勝ち誇ったような顔!!
てかノミって鳴くのか?ゴラァ!!

…と、心の中で罵倒する。
とりあえずまだ、客が少ししかいないが、あまり大声出すとやべぇからな…(汗)

つーわけで…

「お客様、ご注文を承ります」

ビシィッと、有無を言わさないぞオーラを放ちつつ、俺は3人をカフェのウエイターとして見つめた。

「くっ…!!」

江川が少し顔を歪める。
へっざまぁ…(笑)

「(どういう次元の戦いやねん…)」

克はひとり、この状況に呆れていた。



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