とある男子校のバカ過ぎる日常
「はぁ…」
「ため息吐いちゅうと、幸せ逃げるーちゅうてなー?」
?今の声、どっから聞こえてきた?
「…何だこの訛野郎の声は……」
とりあえず、訛が酷い野郎の声ってことは分かった。
寝たまま辺りを見渡すと、
「ばぁ!!訛野郎はオレんことか?」
「うっわぁ!!坂上 風児!!」
俺の顔面に坂上の顔面が近付いていた。
俺はつい頭を上げて、
ゴツッ
「うぎぃっ!!」
坂上に頭突きしてしまっていた…(笑)
「あっ!!わりぃ、坂上!」
「〜っ、ふ、風児でいいちゃ…(泣)」
あぁ、そう言えば最初会ったときに“風児でいい”って言われた気ぃーするな(笑)
「あぁ、じゃあ風児」
「じゃあて…何か適当じゃが…」