とある男子校のバカ過ぎる日常

俺の驚いた顔に気づいたのか、佑先輩は、

「僕の友達がね…情報屋なんだよ(笑)」

あはは、と苦笑いしながら説明してくれた。

その人のスキル…半端ねぇ…!!

てかプライバシー!!てか情報流出!?
…最近は怖ぇなぁ…何でもネットでわかるんだからなぁ…(汗)

「何か…情報、とか。ありがとうございました」

「うん。どういたしまして!…じゃ、天野くん。僕はもう行くね」

「あ、うす」

つーか佑先輩、俺の名前上で呼ぶか下で呼ぶかはっきりしねぇのな…(笑)

少し聞きたいことが残ったが、俺は去る佑先輩の背中を見終わった後、教室へと足早に向かった。




< 173 / 546 >

この作品をシェア

pagetop