とある男子校のバカ過ぎる日常
俺の驚いた顔に気づいたのか、佑先輩は、
「僕の友達がね…情報屋なんだよ(笑)」
あはは、と苦笑いしながら説明してくれた。
その人のスキル…半端ねぇ…!!
てかプライバシー!!てか情報流出!?
…最近は怖ぇなぁ…何でもネットでわかるんだからなぁ…(汗)
「何か…情報、とか。ありがとうございました」
「うん。どういたしまして!…じゃ、天野くん。僕はもう行くね」
「あ、うす」
つーか佑先輩、俺の名前上で呼ぶか下で呼ぶかはっきりしねぇのな…(笑)
少し聞きたいことが残ったが、俺は去る佑先輩の背中を見終わった後、教室へと足早に向かった。