とある男子校のバカ過ぎる日常
イケ男を決めるバカ共の戦い〜俺達はこの一瞬に命を懸ける!〜
教室に戻るやいなや、
「お前ら〜!!女の子、好きかぁ〜!?」
「「「「「好ーきぃいいいいっ!!」」」」」
「明日は皆敵や、ライバルや、美しき男達の熱き戦いやぁーっ!!」
「「「「「うぉおおおおっ!!」」」」」
竜馬とクラスメート達の、地の底から響き渡るような声が聞こえてきた。
こ、この状況は一体…(汗)
俺は教室の戸の付近で、立ち尽くす。
「やったるでぇえ…って、あ!!み、みさおぉおお!!」
「「「「「み、湊爽緒〜っ!?!?」」」」」
ズドドドドッ
いや何!?皆何で近づいてくるの!?
てか…
「大丈夫なんか!?もう大丈夫になったんか!?」
近過ぎだから、竜馬!!
もうお互いの顔面の距離、2cmくらいしか開いてねぇから!!