とある男子校のバカ過ぎる日常
「その味、湊爽緒っぽいからって、藤弥言ってたよ」
フッと笑った舜は、いつもの笑い上戸な舜とは違う感じがした。
ピタ
「!?な、何!?」
つい、俺は舜の頬に手を当てていた。
「いや…何か舜が別人みたいで…熱でもあるのかと思って…」
いや、失礼だったな。
折角説明してくれてたのに。
つーか俺って『メロンソーダ』っぽいのか?(汗)
「熱なんかないし…ぶっ…馬鹿じゃないの?湊爽緒…(笑)」
クククッと喉を鳴らす舜に、
「馬鹿じゃねぇよバーカ!!」
「ふふっ…あぁ、『メロンソーダ』が湊爽緒っぽい所以はね?名前がいかにも『爽やか』だからだってさ(笑)」