とある男子校のバカ過ぎる日常
「な、中身は…別に…ぷっ!!さ、爽やかじゃないけど…(笑)」
「笑うなよ舜!!あぁ分かってる!!爽やかさは克のほうが数十倍はあるさ!!」
「いや、何でそこで俺が出るんや?」
はてなを浮かべたような表情で、克は俺達を見ていた。
「まぁ、メロンソーダってさ、何か良くない?響きが」
「いや、意味わかんねぇよ…(汗)」
だいたい俺、メロンはあんま食べないんだよな(笑)
嫌いじゃないけど。
「メロンソーダ味か…」
俺は袋に包まれたキャンディを取り出し、口に入れた。
炭酸がシュワッとする、爽やかなメロン味。
口の中に清々しい香りが広がった。