とある男子校のバカ過ぎる日常
「いや…別に…」
「いえ…何もすきーと…」
俺達はテンション下げ下げで、竜馬から視線を外した。
「いや、おい!!俺が来たら何テンション下げてんねん!!ちゅーか完全に俺に喧嘩売ってへんか!?」
「売ってねぇよ。ただ…相手するの面倒なだけ」
「そうきたかぁあぁああー…1番あかんしそれ…(泣)」
泣きまねしても、全然可愛くねぇし。
「竜馬なんか放っておいて、とりあえずさ、シール見せてくれよ」
俺は煩い竜馬を無視することにして、エビと会話を始めた。
「あっ、はい!!僕が選んだので…どうかわかりませんけどすこい」
やはり、ある程度の謙遜さを見せつつ、エビは俺にシールの束を渡してくれた。