とある男子校のバカ過ぎる日常

「僕は村山田さんの手伝いを頼まれているので、少し外しまするめ。その間に好きなシールを見つけて、貼っておいてかまいませんべい!!」

「マジで?ありがとな、エビ!!」

「はい!!じゃあ、また後でんでんむし!!」

「うーい」

あーあ。何か俺も、エビの語尾慣れたわぁ…(笑)

やっぱ人間は、順応性が高ぇよ、うん。

俺は人知れず頷いた後、シールの束をひとつひとつ見ていった。

「海産物?と…水族館?…寿司?スナック菓子…の、シール…?」

見ていくシールには、必ずと言っていい程に……

「え、海老が…入ってんな…うん(笑)」

さ、流石エビ。やることが違ぇよ、普通の人とは(笑)

やっぱエビが選ぶとこうなんのな(笑)
個性が相当な立体感で表れてるよ(笑)



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