とある男子校のバカ過ぎる日常

「さて、帰ろかぁ〜!!」

楽出来たのが相当嬉しかったのか、終始ニヤけ顔の竜馬。

そして、俺と克の隙間にグイッと入り込み、肩を組み始める。

「美男女コン!!楽しみやなぁ!!ふははははっ!!」

テンションたっか!!
何かマジうるせぇ。

「江川が…心配やんな」

「確かに」

「ぶふっ!あ、それ言えてる(笑)」

「はっあぁ!?何言うてんねんボケカスゴラァ!!」

…急に何キャラだよ…(汗)

「うるっせぇなっ!!ったく…――」

俺達は、夕焼けが黒く染まり出すのを感じつつ、言い合いしながら帰った。



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